アビシニアンの癖って?性格・しつけ方・運動量まで詳しく紹介

スレンダーな体型と美しい被毛が魅力のアビシニアン

その優雅な見た目だけでなく、活発で賢く、人懐っこい性格も人気の理由です。

しかし、アビシニアンならではの癖や習性があり、飼う前にしっかりと理解しておくことが大切です。

本記事では、アビシニアンの特徴や性格、初心者向けの飼い方やしつけのポイントを詳しく解説します。

アビシニアンを迎えたい方、すでに飼っているけれどもっと仲良くなりたい方は、ぜひ参考にしてください!

目次

アビシニアンってどんな猫?魅力と特徴を紹介

スレンダーで優雅な体型と美しい被毛

アビシニアンは、しなやかで筋肉質な体型を持つエレガントな猫です。スレンダーながらも運動能力が高く、まるで小さなチーターのような印象を与えます。

その美しい体つきは「オリエンタルタイプ」と呼ばれる猫種の特徴で、長い脚としっぽが優雅な動きを引き立てます。被毛は短く、しっとりとした手触りが特徴。

特に「ティッキング」と呼ばれる毛の模様があり、1本の毛に複数の色が混ざることで独特のグラデーションを生み出します。この模様が光を受けるとキラキラ輝き、アビシニアンの魅力をより際立たせます。

カラーは「ルディ(赤茶色)」が代表的ですが、他にもブルー、フォーン、シナモンなどのバリエーションがあります。どの色も上品で洗練された雰囲気を持っており、アビシニアンの美しさを際立たせています。

好奇心旺盛で遊び好きな性格

アビシニアンは非常に活発で遊び好きな猫です。好奇心が旺盛で、家の中のあらゆる場所を探検したがります。特に新しいおもちゃや動くものには強く反応し、いつまでも遊び続けるほどのエネルギーを持っています。

また、飼い主とのコミュニケーションを好むため、一緒に遊ぶ時間を大切にしましょう。おもちゃを投げると持ってくる「フェッチ遊び」が得意な子も多く、まるで犬のように遊ぶ姿を見ることができます。

知的好奇心が強いため、知育おもちゃやパズル系のおもちゃを取り入れると、飽きずに楽しんでくれるでしょう。

飼い主に甘えん坊?意外な一面も

活発で独立心が強いと思われがちですが、実はとても甘えん坊な一面もあります。飼い主が好きすぎて、後をついて歩いたり、抱っこをねだったりする子もいるほど。

特に一緒に過ごす時間が多いと信頼関係が深まり、膝の上に乗ってくることもあります。しかし、性格には個体差があり、あまりベタベタしないクールなタイプのアビシニアンもいます。

それでも、飼い主との距離を大切にしつつ、しっかり愛情を注ぐことで絆を深めることができます。

運動量が多い!アビシニアンに適した環境

アビシニアンは、一般的な猫と比べても運動量が多いため、広いスペースやキャットタワーが必要です。高い場所に登るのが好きなので、キャットウォークや棚を設置すると喜んで活用します。

運動不足になるとストレスがたまり、問題行動につながることもあるため、毎日しっかり遊ぶ時間を確保することが大切です。また、運動不足は肥満の原因にもなるため、食事管理とセットで考えると健康的に過ごせます。

賢くてしつけやすいけど注意点も

アビシニアンはとても賢く、しつけがしやすい猫種です。トイレトレーニングもスムーズに進みやすく、ルールを理解するのが早いのが特徴。しかし、その知能の高さゆえに、退屈するといたずらをすることもあります。

また、好奇心旺盛なため、誤飲や危険なものへの興味を持ちやすいです。家の中の環境を整え、危険なものはしっかり片付けておくことが大切です。

アビシニアンの癖とは?飼う前に知っておきたい特徴

高いところが大好き!登りたがる習性

アビシニアンはとにかく高いところが大好きな猫です。野生の本能が強く残っているため、周囲を見渡せる場所を好み、キャットタワーや棚の上などに登るのが習慣になっています。放っておくと冷蔵庫の上や本棚の上など、思いもよらない場所にいることもあります。

この習性を考慮し、キャットタワーやキャットウォークを設置することが大切です。特に多頭飼いの場合、高い場所を確保することで猫同士のストレスを軽減することもできます。家具に飛び乗るのを防ぐためにも、登れる場所をしっかり用意してあげましょう。

また、運動不足がストレスになると、より高いところへ登りたがることがあります。適度に遊び、エネルギーを発散させることで家の中でのアクティブな行動をコントロールしやすくなります。

いたずら好きで手先が器用

アビシニアンはとても器用な猫で、前足を使った遊びやいたずらが得意です。引き出しを開けたり、ドアを押し開けたりするほどの知能と器用さを持っています。中には、おやつの袋を破って中身を取り出す猫もいるほどです。

この習性を考えると、誤飲しそうな小物や危険なものはしっかりと片付けておく必要があります。特に食品や薬品の保管には注意が必要です。また、ドアを開ける猫には、ドアストッパーやチャイルドロックを活用するのもおすすめです。

おもちゃも工夫が必要で、簡単に壊れるものより、知育おもちゃや長時間遊べるものを選ぶと、飽きずに楽しめます。好奇心が満たされることで、いたずらも減らすことができます。

かまってちゃん?一人ぼっちは苦手

アビシニアンはとても社交的で、飼い主に構ってほしい気持ちが強い猫です。一人ぼっちになる時間が長いと寂しさを感じ、ストレスがたまることもあります。留守番が多い家庭では、寂しさから問題行動を起こすこともあるので注意が必要です。

長時間家を空ける場合は、知育おもちゃやおやつを入れたトイを用意し、退屈しない環境を整えましょう。また、もう1匹猫を迎えることで、寂しさを軽減できる場合もあります。ただし、多頭飼いをする場合は、相性を見極めることが大切です。

飼い主が帰宅したらしっかり遊んであげることで、アビシニアンは安心し、愛情を感じることができます。スキンシップをしっかり取ることで、より良い関係を築くことができます。

声は小さめ?静かだけどおしゃべり好き

アビシニアンは一般的に声が小さめで、鳴き声が控えめな猫です。しかし、おしゃべりが好きな子も多く、飼い主に対して「ニャッ」と短く返事をするようなこともあります。静かだけど存在感のある甘え方をするのが特徴です。

ただし、個体差があり、よく鳴くタイプのアビシニアンもいます。特に飼い主に何か伝えたいときや、お腹が空いたときは積極的に声を出すこともあります。鳴き声のトーンやパターンをよく観察すると、猫の気持ちを理解しやすくなります。

静かだからといって放っておくのではなく、適度に声をかけたり遊んであげることが大切です。そうすることで、アビシニアンも安心し、ストレスなく過ごせるでしょう。

俊敏で素早い動き!脱走対策は必須

アビシニアンは非常に俊敏で、動きが素早い猫です。特に好奇心が強いため、ドアが開いた瞬間に外へ飛び出してしまうことがあります。これは飼い主が油断した一瞬の隙を狙って行動するため、脱走防止策をしっかりと行う必要があります。

玄関にはドアフェンスを設置したり、窓には網戸ロックをつけたりすることで脱走リスクを減らせます。また、普段から「外に出ると危険」ということをしつけておくのも大切です。

特に、外の世界に興味を持ちやすいアビシニアンは、外を眺めるのが好きな子が多いため、キャットタワーや窓辺のスペースを用意すると満足しやすくなります。室内でもしっかり遊んで運動できる環境を整え、外に出たがらないようにする工夫が必要です。

アビシニアンの飼い方|初心者でも安心のポイント

適切な食事と栄養管理

アビシニアンは運動量が多く、筋肉質な体型を維持するために高タンパクな食事が必要です。市販のキャットフードを選ぶ際は、「高品質な動物性たんぱく質」が主成分のものを選ぶと良いでしょう。特に「チキン」「ターキー」「サーモン」などの肉類が多く含まれたものが適しています。

また、活発な性格のため、消費カロリーが多いですが、食事の与えすぎには注意が必要です。肥満になると関節への負担が増し、病気のリスクも高まります。適量を守りつつ、123回に分けて与えるのが理想的です。

さらに、水分補給も重要です。ドライフードだけでは水分が不足しがちなので、ウェットフードを取り入れたり、新鮮な水を常に用意しておきましょう。自動給水器を使うと、水を飲む習慣がつきやすくなります。

運動不足を防ぐための遊びとおもちゃ選び

アビシニアンは運動が大好きな猫なので、毎日しっかり遊んであげることが大切です。特に「ジャンプ」や「ダッシュ」ができる遊びが向いており、猫じゃらしやレーザーポインターを使うと大興奮します。

おすすめのおもちゃは以下のようなものです。

おもちゃの種類 特徴
猫じゃらし 狩猟本能を刺激し、運動量が増える
知育おもちゃ 頭を使いながら遊べるので、飽きにくい
トンネル 走り回るのが好きなアビシニアン向け
キャットタワー 高い場所が好きな習性にぴったり
自動おもちゃ 留守番中でも一人遊びできる

特にキャットタワーは必須アイテムです。登ったり飛び降りたりできる環境を作ることで、ストレスの発散にもなります。

遊びの時間をしっかり確保しないと、運動不足から肥満になったり、ストレスで家具をひっかいたりすることもあるので注意しましょう。

しつけがしやすい?トイレや噛み癖対策

アビシニアンは非常に賢いため、しつけがしやすい猫種です。トイレトレーニングも比較的スムーズに進むことが多く、清潔なトイレを用意すればすぐに覚えてくれます。ただし、トイレの場所が気に入らないと使わなくなることがあるので、落ち着ける静かな場所に設置しましょう。

また、遊びの延長で手を噛むことがあるため、子猫のうちから「手で遊ばない」習慣をつけることが大切です。もし噛んできたら、大きな声を出さずに「痛い!」と言って手を引くことで、噛むと良くないことだと学習します。

ひっかき対策としては、爪とぎを複数設置すると良いでしょう。アビシニアンは活動的なため、床置きタイプよりも縦型の爪とぎを好む傾向があります。お気に入りの場所に設置し、自然と使うように誘導すると家具を傷つけるのを防げます。

安全な生活環境の作り方

アビシニアンは好奇心が強く、家の中のあらゆるものに興味を持ちます。そのため、誤飲やケガを防ぐための環境作りが重要です。

以下のポイントをチェックして、安全な環境を整えましょう。

  • 誤飲対策:小さな物やビニール袋などは片付ける
  • 電気コード対策:コードをかじられないようにカバーをつける
  • 観葉植物:猫に有害な植物(ユリ、ポトスなど)は置かない
  • 脱走防止:玄関や窓にはフェンスやロックを設置する
  • 危険な場所:高い棚やキッチンの火元に近づけない工夫をする

特にアビシニアンはドアを開けるのが得意なため、ドアロックを活用するのも有効です。

多頭飼いとの相性は?他のペットとの関係

アビシニアンは社交的な性格のため、多頭飼いにも向いています。ただし、相手の性格によっては相性が合わないこともあるため、慎重に判断する必要があります。

一般的に、他の猫とも比較的仲良くできる傾向がありますが、同じくらい活発な性格の猫と一緒にするとスムーズに関係を築きやすいです。逆に、おとなしい猫と一緒にすると、アビシニアンの活発さに圧倒されてしまうこともあります。

犬との相性も比較的良いですが、最初はしっかり慣らす時間が必要です。お互いの存在に慣れるまで無理に接触させず、少しずつ距離を縮めていきましょう。

多頭飼いをする際のポイントは以下の通りです。

  • それぞれの猫に専用のトイレや食器を用意する
  • 相性が合うかどうかを徐々に確認する
  • 先住猫がいる場合は、新しい猫をいきなり近づけず、匂いを交換しながら慣らす

アビシニアンは愛情深く、遊び好きな性格なので、相性の良いパートナーが見つかれば仲良く過ごせるでしょう。

アビシニアンのしつけ方|賢い猫だからこそのポイント

ほめて伸ばす!ご褒美を活用したしつけ法

アビシニアンは非常に賢く、しつけを覚えるのが早い猫ですが、叱るだけでは効果がありません。むしろ、ほめて伸ばす方法のほうが効果的です。正しい行動をしたときにおやつを与えたり、優しくなでたりすることで、「これをするといいことがある」と学習します。

例えば、トイレを正しく使えたら「いい子だね!」と声をかけて、ご褒美をあげると習慣づきやすくなります。また、爪とぎを正しい場所でできたときも同様にほめてあげると、家具での爪とぎを防ぎやすくなります。

一方で、いたずらをしたときにすぐに怒るのは逆効果です。怖がらせると飼い主への信頼を失い、逆にストレスをためてしまうことがあります。できるだけポジティブな方法でしつけを行い、アビシニアンの賢さを活かして学習させましょう。

噛み癖やひっかき対策のコツ

アビシニアンは遊び好きな性格のため、じゃれつく際に手を噛んだり、ひっかいたりすることがあります。これは本能的な行動ですが、子猫のうちから対策をしないと、大人になってからの噛み癖につながる可能性があります。

噛まれたときの対処法としては、以下の方法が有効です。

  1. すぐに手を引かず、動きを止める(動くと狩猟本能を刺激してしまう)
  2. 「痛い!」と短く言って、遊びを中断する
  3. しばらく無視して、噛むと遊んでもらえないことを伝える

また、爪とぎ対策としては、家具を保護するだけでなく、猫が気に入る爪とぎを用意することが大切です。アビシニアンは活発なので、床置きタイプよりも縦型の爪とぎやキャットタワーを好む傾向があります。素材も段ボール、麻、布製などを試して、好みに合ったものを選びましょう。

「ダメ!」だけでは伝わらない?正しい叱り方

アビシニアンは賢い猫ですが、「ダメ!」と怒るだけではなぜいけないのか理解できません。むしろ、ストレスになってしまうこともあります。効果的な叱り方のポイントは「行動をさせない環境を作る」ことです。

例えば、テーブルに乗ってほしくない場合は、登れる場所を作ってあげるのが一番の解決策です。キャットタワーを置いたり、登ってほしくない場所にアルミホイルを敷いたりすることで、自然と望ましい行動を取るようになります。

また、叱るときは「その場ですぐに」することが重要です。後で叱っても猫は何のことか理解できません。いたずらをした瞬間に低めの声で「ダメ」と伝え、すぐに注意をそらすようにしましょう。

トイレトレーニングを成功させる方法

アビシニアンは比較的トイレを覚えやすい猫種ですが、環境が気に入らないと失敗することもあります。トイレトレーニングを成功させるポイントは、以下の点に注意することです。

  • トイレの場所は静かで落ち着ける場所にする(騒がしい場所だと嫌がる)
  • 猫砂の種類を猫の好みに合わせる(アビシニアンは細かい砂を好む傾向あり)
  • トイレは清潔に保つ(汚れていると使わなくなる)
  • トイレのサイズは大きめを選ぶ(動きやすい空間が必要)

もしトイレの失敗が続く場合は、環境を見直してみるのも一つの方法です。また、ストレスや病気が原因の場合もあるので、異変を感じたら獣医師に相談しましょう。

いたずら防止策と効果的な対策

アビシニアンは知能が高く、好奇心旺盛なため、いたずらをすることが多い猫です。例えば、引き出しを開ける、ティッシュを引っ張り出す、コードをかじるなど、さまざまな行動をとることがあります。

これを防ぐには、物理的にできない環境を作ることが最も効果的です。

  • 引き出しにストッパーをつける
  • コードには保護カバーをつける
  • ティッシュケースにはフタをつける
  • 食べ物はしっかり収納し、誤飲を防ぐ

また、いたずらをしたときにすぐに対応し、「代わりに遊べるもの」を与えると行動を変えやすくなります。例えば、コードをかじる場合は「かじっても良いおもちゃ」を与えると、そちらに興味を持ちやすくなります。

アビシニアンは頭が良い分、退屈するといたずらが増える傾向があります。日々の遊びや知育おもちゃを活用し、エネルギーをしっかり発散させることで、問題行動を防ぐことができます。

アビシニアンを飼う前に知っておくべき注意点

健康管理のポイントとかかりやすい病気

アビシニアンは比較的健康的な猫ですが、遺伝的にかかりやすい病気がいくつかあります。特に注意が必要なのは、腎臓病、歯周病、遺伝性疾患(ピルビン酸キナーゼ欠乏症) です。

  • 慢性腎臓病:シニア期(7歳以降)になると腎臓の機能が低下しやすいため、水分補給と適切な食事管理が重要です。
  • 歯周病:口の中のトラブルが起こりやすいので、子猫の頃から歯磨き習慣をつけると予防しやすくなります。
  • ピルビン酸キナーゼ欠乏症(PK欠乏症):これは遺伝的な血液の病気で、貧血を引き起こします。ブリーダーから迎える場合は、遺伝子検査を行っているか確認することが大切です。

健康を維持するためには、以下のポイントを意識しましょう。

  • 定期的な健康診断(年12回)を受ける
  • バランスの取れた食事を与える
  • 新鮮な水を常に用意し、十分に水分を摂らせる
  • 適度な運動で体型を維持する
  • 毎日のスキンシップで異変を早期に発見する

アビシニアンは活発な猫なので、少しでも元気がないときは早めに獣医師に相談するのがおすすめです。

長生きのためのケア方法とは?

アビシニアンの平均寿命は1215ほどですが、適切なケアをすればそれ以上長生きすることも可能です。長生きの秘訣は、「健康的な食事」「適度な運動」「ストレスを減らす環境」の3つです。

1. 健康的な食事

栄養バランスの取れたキャットフードを選び、過度な肥満を防ぐことが重要です。高タンパク・低炭水化物の食事を意識し、成長段階に応じたフードを選びましょう。

2. 適度な運動

運動不足は肥満や関節のトラブルを引き起こす原因になります。キャットタワーやおもちゃを活用し、毎日しっかりと遊ぶ時間を確保しましょう。

3. ストレスを減らす環境

アビシニアンは寂しがりやな性格なので、長時間の留守番が続くとストレスを感じやすくなります。飼い主が不在のときは、知育おもちゃやキャットタワーを用意し、退屈しない環境を整えてあげることが大切です。

毎日のお手入れとブラッシングの重要性

アビシニアンの被毛は短く、お手入れが比較的簡単な猫種です。しかし、週に12回のブラッシングをすることで、抜け毛の除去や皮膚の健康を保つことができます。

ブラッシングのポイントは以下の通りです。

  • ラバーブラシやスリッカーブラシを使うと、毛並みが整いやすい
  • 皮膚を刺激しないように優しくブラッシングする
  • 抜け毛の時期(春・秋)は回数を増やす

また、耳掃除や爪切りも定期的に行うことが大切です。特に爪が伸びすぎると、家具を傷つけたり、猫自身がケガをすることがあるので、23週間に1回程度カットしましょう。

アビシニアンの価格や購入時の注意点

アビシニアンを迎える際は、信頼できるブリーダーや保護施設を選ぶことが重要です。価格は15万〜30万円が相場ですが、血統や毛色、ブリーダーによって異なります。

購入時のチェックポイントは以下の通りです。

  • 健康診断を受けているか
  • ワクチン接種が済んでいるか
  • 遺伝性疾患の検査がされているか
  • 親猫の性格や健康状態を確認できるか

また、ペットショップよりもブリーダーから迎えるほうが、親猫の情報や飼育環境が分かりやすく、健康な子猫を迎えやすいです。

迎える前に準備すべきアイテム一覧

アビシニアンを迎える前に、必要なアイテムをしっかり揃えておきましょう。

アイテム 必要な理由
キャットフード 成長段階に適したものを選ぶ
食器 ステンレス製や陶器製が衛生的
トイレ&猫砂 使いやすいサイズと好みの砂を用意
キャットタワー 高いところが好きな習性に合わせる
おもちゃ 運動不足を防ぐために必須
爪とぎ 家具の被害を防ぐために複数用意
ブラシ 毛並みを整え、抜け毛を減らす
爪切り 23週間に1回はケアが必要
キャリーケース 病院や移動時に必要

特に、キャットタワーと爪とぎは必須です。アビシニアンの活発な性格に合った環境を整えることで、ストレスを減らし、健康的に過ごせるようになります。

まとめ

アビシニアンは、賢く活発で甘えん坊な魅力あふれる猫です。初心者でも飼いやすいですが、運動量が多く、遊びや環境づくりが重要になります。

飼う前に知っておくべきポイント

✅ 高いところが好きなのでキャットタワーは必須

✅ いたずら好きなので誤飲や脱走対策が必要

✅ しつけは「ほめて伸ばす」が基本

✅ 遺伝的な病気があるため健康管理を徹底

✅ 寂しがりやなので、長時間の留守番は工夫が必要

アビシニアンを迎える際は、環境を整え、たくさん遊んであげることが大切です。適切なしつけと愛情をもって接すれば、最高のパートナーになってくれるでしょう!

 

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